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注文住宅の費用相場はどれくらい?抑えるコツも解説!

  • 株式会社Ore've
  • 2月14日
  • 読了時間: 12分



▶︎1. 注文住宅の費用とは?

 


1.1 注文住宅の費用内訳

注文住宅の費用は、大きく分けて3つの項目から成り立っています

1つ目は「本体工事費」です。これは建物自体の建設にかかる費用で、建材や施工費、人件費などが含まれます。全体の費用の約70〜80%を占めることが多く、最も大きな割合を占める部分です。


2つ目は「付帯工事費」です。こちらは建物以外の部分にかかる費用で、外構工事(庭や駐車場の整備)、地盤改良工事、上下水道やガスの配管工事などが含まれます。土地の条件によっては、これらの費用が大きく変わることもあります。


3つ目は「諸費用」です。設計費用や申請費用、登記費用、ローン手続きにかかる費用、さらには引っ越し費用や家具・家電の購入費用など、建築以外の部分に必要なお金がこれに該当します。諸費用は、全体の費用の10〜20%程度になるケースが一般的です。


このように、注文住宅の費用は一見複雑ですが、どの部分にどれくらいの費用がかかるかを把握しておくと、予算計画が立てやすくなりますよ。


1.2 注文住宅の平均費用と相場

注文住宅の費用は、地域や条件によって異なりますが、全国平均の目安を知ることは大切です。

日本全国のデータでは、注文住宅の平均費用は約3,000万円前後と言われています。この金額には本体工事費、付帯工事費、諸費用が含まれています。ただし、都心部では土地価格が高いため、土地購入費用を含めるとさらに大きな金額になることがあります。


たとえば、都市部では注文住宅の本体工事費が3,500万円以上になるケースも多いです。一方で、地方都市では2,500万円前後、郊外や地方部では2,000万円台で建てられることもあります。

また、建物の大きさや仕様、こだわりのデザインや設備の選択によっても大きく費用が変わります。


豪華なキッチン設備やスマートホーム機能を導入する場合、追加費用がかかりますが、シンプルな設計や標準仕様でまとめることで、費用を抑えることも可能です。

相場を理解することで、家づくりに必要な予算感が掴みやすくなります。夢のマイホームを実現するために、事前にしっかりとリサーチしてみてくださいね。



▶︎2. 注文住宅の費用内訳詳細

 


2.1 本体工事費用の詳細

本体工事費は、建物そのものを建築するための費用を指します。

この費用には、以下のような項目が含まれます。


  • 建材費用: 建物の骨組みや外装、内装に使用する材料費です。例えば、木造建築の場合は木材、鉄骨造なら鋼材などが該当します。材料の品質や種類によって大きく費用が変わります。


  • 施工費: 実際に建物を建てるために必要な職人の人件費や工事の工程費用です。建物の規模が大きいほど、施工期間が長くなり、費用も増えます。


  • 設備費用: キッチンや浴室、トイレなど、生活に必要な設備を取り付ける費用が含まれます。オプションを選ぶ場合は追加費用が発生します。


本体工事費は全体の予算の中で最も大きな割合を占めるため、家づくりにおいて最初に詳細を確認しておくことが重要です。予算を超えないよう、優先順位をつけながら計画を進めましょう。


2.2 付帯工事費用の詳細

付帯工事費は、建物そのもの以外にかかる工事の費用です。土地の条件や家の設計によって、この費用が変動することがあります。主な項目として以下が挙げられます。


  • 地盤改良工事: 建築予定地の地盤が弱い場合、地盤改良が必要です。改良方法によっては数十万円から数百万円になることもあります。


  • 外構工事: 駐車場や庭、フェンスなど、家の外回りを整える工事です。シンプルな仕様にすることで、コストを抑えることも可能です。


  • 配管工事: 上下水道やガスの配管を整備する工事です。既存の設備が整っている土地では費用を抑えられる場合もあります。


付帯工事費は土地の状態によって変動が大きいので、契約前に見積もりをしっかり確認することがポイントです。


2.3 諸費用の詳細

諸費用とは、建築そのもの以外に必要となるさまざまな費用を指します。

注文住宅を建てる際、忘れがちなのがこの諸費用です。具体的には以下のようなものが含まれます。


  • 設計費用: プランニングや設計にかかる費用です。設計事務所や工務店に依頼する場合、それぞれで費用の相場が異なります。


  • 申請・手続き費用: 建築確認申請や登記、さらには住宅ローンの手続きに必要な費用が含まれます。


  • 引っ越し費用: 新しい家への引っ越しや、新居用の家具や家電の購入費用もここに該当します。


諸費用は、家づくりの全体予算の10〜20%程度と見積もられることが多いです。ただし、予想以上に増えるケースもあるので、余裕を持った計画を立てておくと安心です。



▶︎3. 注文住宅の費用を左右する要因

 


3.1 土地の条件と費用への影響

土地の条件は、注文住宅の費用に大きく影響します建築予定地の地形や環境によって、追加工事や特別な対応が必要になる場合があるからです。


  • 地盤の強度: 地盤が弱い場合、地盤改良工事が必要です。これには表層改良や杭打ちなどの方法があり、工法によって数十万円から数百万円の差が出ることもあります。


  • 土地の形状や広さ: 不規則な形状や狭い土地では、建物の設計に制約が出るため、追加の設計費用が発生することがあります。また、敷地が広ければ外構工事の費用が増加することも考えられます。


  • インフラ整備状況: すでに上下水道やガス、電気が整備されている土地では工事費用が抑えられる一方、未整備の場合は新たに引き込む工事が必要です。


土地選びの段階で条件をしっかりと確認し、見積もりを依頼することで、想定外の費用を防ぐことができますよ。


3.2 建物の仕様・デザインによる費用変動

建物の仕様やデザインによって、注文住宅の費用は大きく変わります。

以下の要素が、主にコストに影響を与えます。


  • 建材の選択: 高品質な木材や特殊な建材を使用する場合、標準的な建材に比べて大幅に費用が上がることがあります。デザイン性に優れた素材や輸入建材はさらに高額になる傾向です。


  • デザインの複雑さ: シンプルな四角い家と比べ、複雑な形状の家や吹き抜けのある家は施工が難しくなり、その分コストが上がります。


  • こだわりの仕様: 断熱性能や耐震性を高めるための特殊な仕様を採用すると、基本プランよりも費用が増加します。


仕様やデザインに優先順位をつけて計画を進めることで、コストを抑える工夫ができます


3.3 設備やオプション選択の影響

住宅設備やオプションの選択は、費用に直接影響します。

特に快適性や便利さを追求すると、その分追加費用が必要になることがあります。


  • キッチンや浴室の設備: システムキッチンやジェットバス付き浴槽など、高機能な設備を選ぶと、標準仕様よりも大幅にコストが増える場合があります。


  • スマートホーム機能: 最新のスマートホームシステムを導入する場合、初期費用が高額になりますが、長期的な電力効率などを考えるとメリットもあります。


  • 外構や内装のオプション: カスタムデザインのカーテンや特注家具など、細部にこだわるほど費用がかかります。


設備やオプションはライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。必要なものと不要なものをしっかりと見極めて、無駄なコストを抑えましょう



▶︎4. 注文住宅の費用を抑えるポイント

 

4.1 コストダウンのための設計工夫

注文住宅の設計を工夫することで、建築費用を大幅に削減できます。

ここでは、設計段階で検討すべき具体的なコスト削減方法を紹介します。


  • シンプルな形状にする: 家の形状が複雑だと、工事に手間がかかり費用が増えます。シンプルな四角形の家は材料の無駄が少なく、施工も効率的です。また、屋根の形状を切妻屋根や片流れ屋根のような標準的なタイプにすることで、さらにコストを抑えられます。


  • 適切な間取りの選択: 大きなリビングや広い廊下は魅力的ですが、無駄なスペースが増えると材料費や施工費が余分にかかります。動線を意識しながら、必要最低限の部屋数や広さに絞ることで効率的な空間を設計できます。


  • 階数の見直し: 2階建て以上の建物は構造が複雑になるため、コストが高くなる傾向があります。平屋やコンパクトな2階建てにすることで、費用を抑えることが可能です。


  • 標準仕様を活用: 施工会社が提案する標準仕様の中でデザインを選ぶと、特注仕様に比べてコストを抑えることができます。特にキッチンや浴室など、標準的なラインナップでも十分に高性能なものが揃っていることが多いです。


設計の段階で施工会社や設計士と密に話し合い、どこを優先し、どこを省くかを明確にすることが成功の鍵です。


4.2 賢い資材選びと業者選定

資材選びや業者の選定は、注文住宅の費用削減に大きな影響を与えます。

以下の方法を実践することで、建築費用を賢くコントロールできます。


  • 資材を厳選する: 注文住宅の建材には幅広い選択肢があります。例えば、輸入建材は見た目が美しくても高額なことが多いです。一方で、国内製の建材は性能が安定しており、費用も抑えられます。また、環境に優しいエコ建材を選ぶと、長期的なランニングコストの削減も期待できます。


  • 複数業者の比較検討: 施工会社や設計事務所の料金はそれぞれ異なるため、必ず複数の見積もりを取りましょう。価格だけでなく、提案内容や対応力も比較して選ぶことが重要です。


  • 施工業者との直接契約: 設計事務所を経由せず、施工業者と直接契約することで仲介手数料を抑えることができます。ただし、この場合は設計部分での相談が少なくなる可能性もあるので、設計士に個別に依頼するか、業者の設計チームと話し合うことが必要です。


  • タイミングを選ぶ: 建築費用は資材価格や人件費の変動によって影響を受けます。特に建築ラッシュの時期を避けることで、比較的安価に施工が可能になることがあります


こうした工夫により、全体の予算を抑えながらも満足度の高い住宅を実現できます。


4.3 補助金や減税制度の活用方法

補助金や減税制度を最大限に活用することで、注文住宅の費用を大きく節約できます

以下は、特に利用しやすい制度の例です。


  • 住宅ローン減税: 住宅ローンを利用して家を建てた場合、一定期間、所得税や住民税の控除が受けられる制度です。例えば、借入額に応じて最大で年間数十万円の節税が可能です。控除期間や条件は制度改定によって変更されることがあるため、事前に最新情報を確認しましょう。


  • 省エネ住宅補助金: 高い断熱性能や省エネ設備を備えた住宅には、国や自治体から補助金が支給される場合があります。例えば、太陽光発電システムやエコキュートの導入で補助金を受け取ることができます。これらの設備は初期費用が高いものの、長期的な光熱費削減も見込めます。


  • 地域特有の支援制度: 一部の自治体では、定住促進を目的とした新築住宅補助金や土地購入の助成金を提供している場合があります。これらは条件を満たすことで利用でき、地域によっては100万円以上の助成金が受けられることもあります


  • 税金の軽減措置: 新築住宅の固定資産税が一定期間軽減される措置があります。建築基準を満たした省エネ住宅や耐震住宅では、さらに優遇されることがあります。


補助金や減税制度は、条件を満たせば申請するだけで大きなメリットを得られるため、手続きに必要な書類や期限を事前にしっかり把握することが重要です。



▶︎5. 注文住宅の費用に関するよくある質問

 

5.1 予算オーバーを防ぐには?

予算オーバーを防ぐためには、事前の計画と細かな確認が欠かせません。


  • 総予算を明確にする: 土地代、建築費用、諸費用、家具や家電の費用まで含めた総予算を最初に決めておきましょう。あらかじめ余裕を持った予算を設定しておくと安心です。


  • 追加費用を想定する: 家づくりでは想定外の費用が発生しがちです。見積もり時には、全体の10〜15%程度の予備費を見込むことをおすすめします。


  • 優先順位を決める: デザインや設備に対する希望を整理し、絶対に必要なものと妥協できるものを明確にしましょう。これにより、無駄な追加費用を防げます。


予算管理を徹底することで、安心して家づくりを進めることができますよ。


5.2 見積もり時の注意点は?

見積もり時には、内容を細かく確認することが重要です。


  • 内訳の確認: 見積もりには、本体工事費、付帯工事費、諸費用が含まれているかを確認しましょう。それぞれの項目が具体的に記載されているかどうかがポイントです。


  • 追加費用の有無: 基本プランに含まれない費用が発生する場合があります。オプションや変更による追加費用の条件を事前に確認しておきましょう。


  • 比較検討: 複数の業者から見積もりを取り、内容を比較してください。安すぎる見積もりは、後から追加費用がかかるリスクもあるため注意が必要です。


透明性のある見積もりを得ることで、費用面でのトラブルを防げます。


5.3 ローン返済計画の立て方

無理のない返済計画を立てることが、安心した暮らしを実現するポイントです


  • 月々の返済額を抑える: 年収の20~25%程度を返済額の目安にするのが一般的です。これ以上の負担になると、生活費に影響が出る可能性があります。


  • 繰り上げ返済を検討する: 余裕があるときには繰り上げ返済をすることで、総返済額を減らせます。手数料がかからないローンを選ぶのもおすすめです。


  • 固定金利と変動金利を比較する: 金利タイプを選ぶ際には、長期的な金利動向や家計の安定性を考慮しましょう。安定志向なら固定金利、リスクを取れるなら変動金利も選択肢に入ります。


事前にファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザーに相談しておくと、より現実的な計画が立てられます。



▶︎6. まとめ:理想の住まいを適正価格で実現するために

 

注文住宅は、費用の管理と計画が成功の鍵です。大切なのは、自分の希望や予算に合わせた住まいづくりを進めることです。費用の内訳や相場をしっかり理解し、予算オーバーを防ぐための計画を立てることで、理想の住まいを適正価格で実現できます。

以下のポイントを押さえておきましょう。


  • 費用内訳を理解し、必要な項目を把握する。

  • 土地や建物の仕様、設備選びに優先順位をつけてコストを調整する。

  • 補助金や減税制度を活用し、実質的な負担を軽減する。

  • 見積もりやローン計画を丁寧に確認し、無理のない家づくりを進める。


家づくりは人生における大きなイベントの一つです。しっかりとした情報収集と計画で、納得のいく住まいを手に入れましょう。理想の住まいを叶えるために、必要なサポートをしっかり受けながら、楽しんで家づくりを進めてくださいね!



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